2010年5月25日火曜日

満開のシラン


このフェンス沿いには、10年をかけて増やしてきたシランが毎年沢山の花を見せてくれます。
初めの年はほんのひと塊だったのですが、株わけを繰り返してここまでになりました。
ここ以外にも移植した場所もあるのです。
切り花にして飾ったり、オープンガーデンの時にアレンニメントの材料にしたりと大活躍の花です。
移植の株の掘り上げに、力が必要で大きな塊と格闘します。このシランある所は他の草が生えないので、グランドカバーとしても重宝しています。

ピエールド・ロンサール(Pierre・de・Ronsard)


このバラは2006年(平成18年)の国際バラとガーデニングショウの時に、入口を飾っていました。
とても人気があって、園芸雑誌にも育てておいでの方のガーデンを良く目にします。
中心のピンクから白になるブラデーションがきれいです。

名前は・・・・


名前はわかりません。
先程のオベリスクに絡ませたバラです。
ご存じの方はお知らせください。
宜しくお願いします。

赤いバラが咲いた


ご近所から頂いたバラです。
とても大きくて移植に耐えるか心配でしたが、
長さ2メートル程に切り詰めて植え、このオベリスクに誘引したら
大成功!!!
道行く人にも見て頂ける場所なので、嬉しい。

微妙なオレンジいろ


寒さで花弁が傷みました。
このバラの名前はフェリス・バイド(Phyllis・Bide)。
高さは2メートル以上にもなっています。
強い剪定をしたら、根元から太いシュートが出て沢山の花が咲きました。かすかな香りがします。
秋にはオレンジ色のみが沢山付きます。

binyuu


バラ


オベリスクに咲いた赤いバラはダブリン・ベイ。
手前の赤い花はインパチェンス。バラとインパチェンスの間が土がむき出しになっています。
マローが大きくなりすぎてバラが隠れてしまったので
倒したのです。
今年は背の低い一年草を植えるつもりです。
来年はバラと相性の良いコンパニオンプランツを入れておきたい。

アヤメです。


白いアヤメが咲きました。
清楚ですね。
来年は、白いバラのアイスバーグの傍に植えて
白のコーナーを作りましょうか。
白い芍薬も良いわね。
次のシーズンを考えて育ててゆくのは園芸の楽しみですね。アイデア、お待ちしています。

アイスバーグのアップ


中心の黄色いおしべが太陽に当たって金色に輝きます。
連続咲きで、この花が終わってもポツポツと咲き続けます。つややかな葉もきれいです。

白いバラです。


アイスバーグ(Iceberg)です。
これはシュラブで、こんもりとしたまとまりになってくれます。
まだ二年目で、高さが低く周りの植物に押されてしまうので周囲50センチほどは、草を抜き取り陽が良く株元まで当たるようにしています。
左の白い花は、ハゴロモジャスミンです。
去年は葉が見えないほど多くの花が咲いたのですが、今年は少なかったです。
オベリスクが傾きかけたので、強い切り戻しを行うつもりです。

2010年5月22日土曜日

ネルフラワーが咲きだした。


ネルフラワーとオオキンケイギクです。
子供のころネルフラワーをウサギノミミと呼んでいました。細かい毛で覆われた葉が子供にその頃飼っていた兎から連想したのでしょうね。
田舎から種を採ってきて播いたのですが、年々こぼれ種から増えています。二年草なので、親の株も大きくなってゆきます。
寒さにも、乾燥にも強く透き通った花色が素敵で、更に花の期間が長いので沢山育てています。頼りになる強い味方です。

バラが満開です!


ロザリー・デ・ル・ヘイが満開になりました。
左の葉はロウバイの葉です。
奥の花は、ユリオプスデージー。これも今が満開です。
花が終わったら来年の花の咲く様子を想像して半分以下に切り戻します。枝のみとなり見るも哀れな姿になりますが、大丈夫です。

ハマナス?

名前は、フラウ・ダグマーハーストラップ(Fru Dagmar hastrup)です。ローズピンクの大きな花がみずみずしい葉に引き立てられています。
吸い込まれるような透明なピンク色です。
秋には深紅の実を付けます。
丸い実が付いたら紹介しましょう。

ピンクコーナーのひとコマ


ヤグルマギク、ジャーマンアイリス、パイナップルセージ、マーガレット、オキザリス。
後ろのドウダンツツジの緑がはなを引き立てています。
花を育てる時、緑の役目は大切だと思います。

ジャーマンアイリスが咲いた1


ピンクのマーガレットと紫のジャーマンアイリスです。
ジャーマンアイリスは今年の春に友人に頂きました。
移植して間もなくだったので花をあきらめていたのですが、一部でも咲いてくれたので、ほっとしています。
来年には沢山咲いてグランドガバーの様になることを期待しています。
マーガレットも株を大きくしてくれたらこのコーナーは美しくなるでしょう。

バラのコーナー


3種類のバラを植えています。
左から、コンテス・オブ・ウェセックス、アルバ・マキシマ、キティズ・ローズです。
まだ小さいいのですが、それぞれ自己主張をして見る人を楽しませています。
大切に育てたいと思います。

黄色いおしべがポイント!


名前はアルバ ・マキシマ(Alba Maxima)です。
葉がグレーがかった色をしています。
良い香りがします。
秋には赤い可愛い実が付きます。
葉の色と花の色のコントラストの美しさは現代バラには無い持ち味だと思います。
オールドローズの持つ特徴の一つと思います。
見ていて飽きません。ずーっとみていたい・・・

涼しげなアヤメ


アヤメです。
乾いた野原に自生しています。
水辺の感じがするかと思われる方もあるかも知れませんが、乾燥地を好みます。田舎の野原を走り回った幼い日々を懐かしく思い出します。
根っこでたくましく自然繁殖しますので、簡単に増やすことが出来ます。
ジャーマンアイリスとは違った楚々とした美しさがあります。花が終わった後のツンととがった葉も魅力です。

可憐なノバラ


ノバラを是非ガーデンに加えたくて去年、挿し芽をしました。大成功!
今年、早くも花を付けたのです。
なんと可憐な姿でしょう!!
花の直径は1.5センチ位です。
田舎の野原に沢山あって、秋には小さな赤い実が沢山付いていました。
この丈夫なバラを大きなシュラブとして育ててゆきたいと思っています。

枯れたバラの芽


今年の春の気候は異常でしたね。
4月に芽が出たバラの新芽が雪が降った寒さで、枯れてしまいました。
これはアイスバーグですが、5月に出た芽にやっと花芽が見えています。
奥に見える蕾が間もなく咲きそうです。

バラが咲いた

バラの周りにユリオプスデージー、マーガレット、ヤグルマギクを植えました。
ヤグルマギクは大きく育ち過ぎて写真に収まりません。広がってバラを覆ってしまったのでまとめました。
来年は空間を充分確保して、植物のコラボレーションを楽しみたいと思います。

2010年5月21日金曜日

ハナミズキ???


いいえ、ヤマボウシです。
そっくりですよね。
ハナミズキは春に咲き、アメリカから桜のお返しに来た花です。このヤマボウシは日本原産の植物です。
花はこの時期に咲きます。花に見えるのは苞で花では無いのです。秋には実が赤く熟します。食べられるとの事ですが、味わった事はありません。小鳥たちへのプレゼントです。

香りに誘われて・・・


葉に触れるとパイナップルに似た香りが漂います。
だから、名前はパイナップルミント。
これは赤と白に咲き分けています。赤のみのはなもあります。
冬の終わりに半分程に切り詰めました。
枝の数が増えてこんもりとした姿になりました。
夏の初めにも切り戻しを
行います。夏越しの準備として。

このバラのトゲは沢山あります。


名前はローザリー・デ・ル・ヘイ(Roseraie de I‘Hay)です。
トゲが沢山あるので垣根にも良いそうです。
動物の侵入防止にも良さそうね。
花が次々と咲きます。良い香りが漂います。

日陰の仲間


アジサイ、ホスタ(ギボウシ)、ドクダミ、オリズルラン。
ホスタは田舎の山にも沢山あって、春には摘んでゆでてマヨネーズを付けて食べました。お醤油とおかかもさっぱりした味わいです。でもね、山菜のギボウシは白い模様はなくてもっと大きくなるのですけれど。
夏にはブルーの花が咲きます。

半日陰のコーナー


日陰でも元気な植物達を植えています。
インパチェンス、アジサイ、ヤツデ、クリスマスローズ
など。
インパチェンスは5月中旬に植え込みました。
梅雨明けに切り戻して、夏を乗り越えさせます。
秋には再びこんもりと咲いてくれます。
白い花は、シャスターデージーです。
こぼれ種と根っこで増えます。
丈夫な花です。切り花にも良いですよ。

深紅のバラ!!


このバラの名前はダブリン ベイ(Dublin Bay)。
つるバラです。オベリスクに絡ませています。
植えて2年目なので、まだ花の数は少ないのですが
真っ赤の色が遠くからでも良く目立ちます。
元気の出る色です。

白い花はコデマリです。


春に咲くユキヤナギに葉がそっくりです。
ユキヤナギの枝は細くしなやかで、こちらはピンと張りがあります。
周りの景色が明るくなります。
花の時期が長く、助かります。
散り際に茶色に変色します。切り花にしても便利です。

ツユクサです。


この花が咲くと梅雨が近いことを感じます。
学校の授業で実験に使うこともあります。
宿根草でどんどん株が大きくなります。
子供のころに、花を集めて色水を作りました。
懐かしく思い出深い花です。

香りに誘われて・・・


甘い香りのバラ。
名前はキティズ・ローズ(Kitty’s Rose)です。
柔らかな細い枝がしなやかに横に伸びています。
コンテナに植えたら縁から垂れて良い表情になりそうです。
花の直径は、6センチ位です。
花は房になって付きます。

2010年5月20日木曜日

ヤグルマギクが満開になった!


ピンク、ブルー、シロ、ムラサキのヤグルマギクが咲き揃いました。
束ねた枝には、スイートピーの赤が咲きました。
パイナップルセージもこんもりとして来てボリュウム感が出て来ました。コンクリートのエッジに沿って植えたオオキンケイギクとヤブランが咲くとエッジが隠れてきます。

フラワーアレンジメント製作中!!


自分の好きな花を選んで、オアシスに挿してゆきます。
手前の花は、切った花です。
この時期は一年中で、最も花の種類が多くアレンジメントには最適の季節です。
気候も良く来ていただくお客様に楽しんで頂けると思います。来年も実施したいと思います。

フラワーアレンジメントが出来ました!


ガーデンで咲いた花で、フラワーアレンジメントを作りました。
この日は、9回目のオープンガーデンの日でした。
見に来て頂いた方に、ガーデンに咲いた花を摘んで
アレンジメントを楽しみました。
同じ花を使っていても一人ひとり違った作品です。
楽しいひと時でした。

2010年5月12日水曜日

ハーブガーデンの予定地


中央のオベリスクにバラを這わせました。
根基にヤグルマギクとスイートピー。花が咲く日が楽しみです。
畑の耕し、レンガの道作り、ハーブ苗の植え込み、
ヒマワリの種まきを生徒の皆さんと共同で行いました。
ありがとう。これからが楽しみです。

オキザリスの花


ピンクの可愛い花。
でも繁殖力が猛烈で、小さな球根が爆発的に広がり
うっかりすると雑草化します。
コントロールしなければなりません。
どこへでも適応して繁殖します。

ガザニアです。


コンクリートのエッジに沿って植えています。
去年あまりにも広がり過ぎたので、株わけをしたら
今年は花が少ない。
エッジを覆うようになるのは、今年の秋かな?
この花は、南アフリカ原産で乾燥にも寒さにも強く
私たちの強い味方です。
また、花の咲く時期が長いのも良い。
葉がツヤツヤして裏は白い毛で覆われている。
花がない時期の葉もグランドカバーとして重要な位置を占めています。
赤・黄色・オレンジを植えていたのですが
いつの間にか白だけになっていました。

早咲きのカナリーバード


サンショウの様な葉を持つバラです。
今年、場所を移したので心配しましたが花を付けてくれました。
まだ1メートル程なので大切に育ててゆきたい。

ヤグルマギクが咲きだした


去年収穫した種から育てました。
10月に種まき、12月上旬ポット上げ。
2月下旬に定植。
後ろの枯れ枝はスイートピーの支柱です。
スイートピーも去年の花から採った種から育てました。右の赤い花はパイナップル・セージです。

真っ赤なパイナップル・セージ


良い香りがします。
大きくこんもりした形に仕立てています。
春先に寒さを乗り越えたら切り戻しました。
真夏の暑さを乗り切る為に盛夏にも切り戻します。
切った枝を挿したら、新しい苗を作ることが出来ます。とっても簡単に挿し芽が出来ます。花は小さいけれど、まとまって咲くと大きな赤い小さなシュラブに見えます。

アガパンサスの3兄弟


ブルーの深い色、星の様な花がきれいです。
8年ほど前に植えました。
年々球根が増えています。
球根の植物は植えたままでも良いので、とっても強い味方です。
密集してきたら、葉が少し枯れてから掘り上げて植えかえます。葉がすっかり枯れてからが理想なのですが、時期をずらすとあっと言う間に球根の場所がわからなくなるので、インザ・グリーンの方法でしています。

満開のユリオプスデージー


沢山の花をつけています。
直径は80センチ程になりました。
梅雨になったら、来年の姿を想像して強く切り戻します。
切った枝で挿し芽をして、株を更新します。
根基の茎は木質化して来ます。
数年間は花を付けますが、あまり大きくなりすぎると枯れてしまいます。右の青い花はアガパンサス。黄色と青の補色関係でお互いに引き立て合っています。

初夏のメインボーダー


中央のl黄色はユリオプスデージー。
赤色はチュウリップ。去年、ニオイヒバスマラグ
を入れたら立体的になりました。
今年、右手前にも増やして奥の民家が見えないようにする予定です。
右上の枝はしだれ桜の新芽です。
今年は花の付き方がとても少なかった。

イングリシュ・ブルーベルとノースポール


イングリシュブルーベル


ブルーベルの風景


イングリシュ・ブルベルと咲きかけのシラン。
奥に見える黄色は菜の花です。
毎年ここに自然に生えて来ます。
あまりにも沢山生えた時は、調整の為に間引きして
他の所に移植します。小さいうちなら、おひたしにして、頂くこともあります。

クサイチゴがおいしいよ


春に白い花を咲かせて、今こんなに可愛い実を付けました。
天気の良い日に食べたらとっても甘くて美味しいの!!
小鳥も知っていて食べに来ています。小さく陽の光に輝く赤い実が素敵でしょう!ブローチにしたらきっと心がうきうきするわ。実の大きさは1.5センチくらい。

スパニシュ・ブルーベル


これは同じブルーベルですが、ヒアシントイデス・ヒスパニカ
またの名をスパニシュ・ブルーベルと言います。
イングリシュ・ブルーベルとの違いは、葉の幅が広い・茎がまっすぐに直立している・花のつきかたは茎を取り囲んで付く。
この違いもケイ先生に教えて頂きました。
どちらのブルーベルも同じ時期に咲きます。
2010年国際バラとガーデニングショウの入口のアーチに写真がありました。その中の1枚がイングリシュ・ブルーブルでした。ピ^ターラビットの世界が今年のテーマで、湖水地方の写真が飾られていました。言ってみたいな。

イングリシュブルーベルが満開!


5年前にたくさん頂きました。
バラクライングリシュガーデンのケイ先生から
木の下に群れるように咲かせると良いわよ。
と教えて頂いていたので、このコーナーに植え込みました。肥料をやったり、耕したりなどの、特別な世話もせずに雑草ぬきだけをして育てています。
細い茎にたくさんの花が咲くと花の重みで首が垂れてくる姿が愛らしい。この日は風が強くてゆらゆらと同じ方向になびいていました。込んできた所は葉が枯れたら掘り起こして、広げようと思います。

チュウリップのブラックナイトが咲いた!


ノースポール・チュウリップ・ビオラ・もうすぐ咲きだす
ヤグルマギク。ノースポールは2株がこんなに大きな株になりました。白いパンジーとビオラも白い色が入った花にしました。今年は色数を抑えた配色にしてみました。毎日見ていて飽きません。アリババポットのクサツゲが新芽を伸ばしてきました。
もう少し経ったら刈り込んで丸くしたいと思います。

満開のマーガレット


直径は60センチ程になりました。
濃淡のあるピンク色が明るい光に輝きます。
後ろの青い花はシラー(イングリッシュブルーベル)
紫色はヤブランです。白い花はシャスターデージー。
このコーナーは初夏の今が見頃です。                               手前右端はタケニグサです。
日本では雑草扱いされていますが、英国の園芸雑誌を見ているとスカルプチュラルプランツとして、
その葉の面白さを買われています。
夏には2メートルにもなり花を咲かせ種をつけます。
切ると、オレンジ色の汁がでます。